セビージャ“10番”ラキティッチ、故レジェス氏の息子にプレゼント
背番号10を受け継ぎ、サインとメッセージ入りのユニフォームを贈る
クロアチア代表MFイバン・ラキティッチは、今夏の移籍市場でバルセロナからセビージャに移籍した。2014年以来の復帰で新10番となったラキティッチが、かつて10番を背負った故ホセ・アントニオ・レジェス氏の息子にあるプレゼントを贈ったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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レジェス氏はセビージャの下部組織で育ち、アーセナル、レアル・マドリードにも所属したが、昨年6月に交通事故でこの世を去った。ラキティッチは12年から14年まで、セビージャでレジェス氏とともにプレーしている。
ラキティッチは6年ぶりのセビージャ復帰の際に、かつてレジェスが背負った背番号10を選択。「マルカ」によると、レジェス氏の息子の誕生日に自身のサインとメッセージを入れた背番号10番のユニフォームを送ったという。レアルの下部組織でプレーしているレジェス氏の息子は、自身のインスタグラムで次のように感謝の言葉を送っている。
「ラキティッチ、シャツをどうもありがとう。僕の父の背番号が多くの幸運を与えてくれることを祈っているよ。本当にありがとう、クラック(名手)」
これまで背番号4を好んでつけていたラキティッチが、10番を背負うのはキャリアで初めてのことだという。かつての盟友で、クラブのレジェンドでもある男の背番号を引継ぎ、これからも魂のこもったプレーを見せてくれるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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