本田が圧巻の出場6戦連発! 無失点で最終予選進出も「強い相手は甘くない」と警鐘を鳴らす

香川のクロスを頭で合わせ、W杯2次予選の出場6試合連続ゴール

 イタリアの名門ACミランで活躍する男は、日本代表でも輝きを放っている。5-0で勝利した29日のワールドカップアジア2次予選シリア戦で先発フル出場したFW本田圭佑は、後半41分に左サイドからMF香川真司(ドルトムント)が上げたクロスに反応すると、ヘディングで押し込みチーム3点目のゴールを挙げた。

 この試合でゴールを決めたことで、この2次予選で8試合中7試合に出場した本田は、スコアレスドローに終わった初戦のシンガポール戦以外の出場6試合で全てゴールを決めた。本田は「満足することなく、さらにチームの勝利のためにゴールを積み重ねていけたらと思います」と、貪欲な向上心を見せた。この日が日本代表として80試合目の出場だったが、得点も歴代5位のままとはいえ、35に伸ばした。最前線ではなく主に2列目を主戦場とする選手としては、歴代トップに立っている。

 そして、チームとしては無失点でこの8試合を切り抜け、最終予選への切符を手にしている。「失点をまずチームとしてしないことを掲げていましたので、そういう意味では満足です」と語った本田だが、カウンターを受ける回数が少なくなかった試合展開には危機感を募らせている。

「課題を感じましたね。攻めた後のカウンターがどうしても何度も繰り返されていたので、強い相手はこうは甘くないので、修正していきたいと思います」

 

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