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伊メディアが「最も興味深い若手日本人」選出 「小柄だが非常に速い」と評されたのは?
湘南からシオンに期限付き移籍中の18歳FW若月大和を紹介し、長所と課題を指摘
今季から湘南ベルマーレへの加入が内定したものの、即座にスイス1部シオンへ買取オプション付きの期限付き移籍をしている18歳のFW若月大和が、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」で、「最も興味深い若手日本人」と特集されている。
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若月は桐生第一高校でプレーしながら、高校3年生になる直前の昨年3月に2020年からの湘南入りが内定。特別指定登録を受けてすでにJリーグでもデビューしているが、湘南と契約をした上で欧州のクラブと交渉していることが今年1月に明らかになっていた。その後、シオンへの期限付き移籍が発表。7月にはリーグ戦でのデビューを果たし、今季はU-21チームでのプレーが中心になっている。
その若月について特集では、似ているタイプの選手にリバプールの日本代表MF南野拓実を挙げて、長所と今後の課題を指摘している。
「近年、日本サッカーはヨーロッパでも活躍している多くの才能を生み出してきた。イタリアにはボローニャの冨安健洋とサンプドリアの吉田麻也、ドイツにはブレーメンの大迫勇也、プレミアにはユルゲン・クロップのリバプールの新星、南野拓実がいる。
幸運を求めてヨーロッパにやってきた多くの若者の中で、最も興味深いのは間違いなく若月大和だ。2002年生まれ、湘南ベルマーレからレンタルされたシオンでプレーする。若月は小柄だが非常に速いアタッカーであり、テクニックを駆使する。最高の武器は加速力に優れること。良いシュートも持っているが、フィジカル的には改善しなければいけない」
若月は2019年にはU-17ワールドカップ(W杯)でもプレーした。キャリアの中でもかなり早いタイミングで欧州でのプレーを選択したが、その存在はすでに現地のマーケットで認知されていると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)