マンU、“ガラ空き守備”の原因を発見? コーチの指示を無視する“決定的瞬間”に英注目
ユナイテッドはバシャクシェヒルに1-2で敗戦 “ガラ空き守備”の失点が話題に
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節でイスタンブール・バシャクシェヒルFK(トルコ)と対戦し、1-2で敗れた。格下相手に足をすくわれる格好となったが、英メディアは先制点を与えた場面について、ユナイテッド選手の“指示無視”に注目している。
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今夏に積極補強を敢行したユナイテッドだが、プレミアリーグは7試合を消化して2勝1分3敗と負け越しており、暫定15位に沈んでいる。一方、CLでは昨季ファイナリストのパリ・サンジェルマン(フランス)に2-1、RBライプツィヒ(ドイツ)に5-0と勝利し、幸先良く連勝を飾っていた。第3節では格下バシャクシェヒルとの対戦となったが、0-0で迎えた前半12分、痛恨の先制点を喫してしまう。
相手選手がペナルティーエリア内からロングフィードを放り込むと、ユナイテッドは守備陣を含めて全員が前がかりとなっていたため、裏に抜け出した相手FWデンバ・バにハーフウェーライン付近からガラ空きの自陣スペースで独走ドリブルを許す。そのままGKディーン・ヘンダーソンとの1対1を制され、あっさりと先制点を献上した。
多くの海外メディアがこのユナイテッドの守備対応を酷評していたが、英メディア「GIVE ME SPORT」は「デンバ・バのゴール直前、マイク・フェランを無視しているマティッチを発見」と見出しを打ち、セルビア代表MFネマニャ・マティッチとアシスタントコーチを務めるマイク・フェラン氏とのやりとりにスポットライトを当てている。
記事では、「マティッチは失点の責任の大部分を負わなければならない。彼がデンバ・バをマークしなければならなかったが、近くにいなかった。そして、実際にスコールズはタッチライン際でフェランの指示を聞き流すマティッチの姿を発見した」と、ユナイテッドのレジェンドであり、現在解説者を務めるポール・スコールズ氏がマティッチに落ち度があったことを指摘している。