「早く合意したかった」 戦列復帰のバルサ守護神テア・シュテーゲン、クラブへの忠誠心を明言
CLディナモ・キエフ戦でGKテア・シュテーゲンが今季初出場して勝利に貢献
バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節ディナモ・キエフ戦(2-1)で戦列復帰。チームを救う左手一本のビッグセーブを披露するなど、勝利に貢献した。先月、クラブとの新契約を結んだ守護神は「契約延長に疑問を持つことはなかった」とクラブへの忠誠心を明かしている。スペイン紙「スポルト」が報じた。
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バルサで不動の地位を築くテア・シュテーゲンだが、8月に右膝の手術を受けた影響で今シーズンは開幕から欠場していた。ディナモ・キエフ戦が今季初出場となったが、その復帰戦でもハイパフォーマンスを見せた。
バルセロナは1-0とリードで迎えた前半35分、左サイドを崩されてクロスからピンチを迎えた。フリーになったウクライナ代表FWヴィタリー・ブヤルスキーはゴール正面から強烈なヘディングシュートを放ったが、驚異的な反射神経で反応したテア・シュテーゲンが左手一本で掻き出すビッグセーブを披露。あわや同点という場面を見事に切り抜けた。
バルセロナはこの試合を2-1で制し、グループステージ3連勝を飾っている。テア・シュテーゲンは試合の結果を受けて、「我々はまだまだ改善していかなければならない」とコメント。冷静に試合を振り返る守護神は、自身のビッグセーブについても「それは重要ではない。重要なのは試合に勝つこと」と控えめに語っている。
一時はクラブとの契約延長交渉が難航しているとも伝えられていたテア・シュテーゲンだが、先月ついに2025年までの契約延長が発表され、ファンを安心させた。これについては「契約延長に疑問を持ったことはなかったよ。早く合意したかった。初めは少し厳しかったが、それもよくあること。延長を望んでいた」と改めてバルセロナへの忠誠を示した。
(FOOTBALL ZONE編集部)