南野は蚊帳の外? リバプール新加入FWの“世代交代”に英注目「フィルミーノは道を譲れ」

リバプールで不調が続くFWフィルミーノ(左)と好調のFWジョッタ【写真:AP】
リバプールで不調が続くFWフィルミーノ(左)と好調のFWジョッタ【写真:AP】

リバプールFWジョッタが公式戦3試合連続ゴール ウェストハムに2-1で逆転勝利

 リバプールは現地時間10月31日、プレミアリーグ第7節でウェストハムと対戦し、1-2で逆転勝利を収めた。途中出場のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが値千金の決勝弾を奪ったなか、英メディアは「ジョッタはリバプールのスタメンに値するのか?」と見出しを打ち、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノとの“世代交代”に注目している。

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 昨季30年ぶりのリーグ優勝を達成したリバプールだったが、17日に行われた第5節エバートン戦(2-2)では、守備の要として不動の地位を築くオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが右膝前十字靱帯損傷の重傷を負うアクシデントもあり、シーズン序盤にして暗雲が立ち込めている。

 そんななか、チームを救う際立った活躍を披露しているのが、今季ウルヴァーハンプトンから加入した23歳のジョッタだ。リーグ第3節アーセナル戦(3-1)では後半35分に途中出場してデビューを飾ると、同43分に移籍後初ゴールを記録。さらに、今月24日の第6節シェフィールド・ユナイテッド戦(2-1)、27日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節ミッティラン戦(2-0)でも2戦連続ゴールを決めていた。

 ウェストハム戦ではベンチスタートとなったが、1-1で迎えた後半25分にフィルミーノに代わって途中出場。同32分にこぼれ球を押し込んでネットを揺らすも、直前のセネガル代表FWサディオ・マネのプレーがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認の結果、ファウルと見なされゴールは取り消しとなる。

 それでも後半40分、スイス代表MFジェルダン・シャキリのスルーパスに抜け出したジョッタが相手GKとの1対1を制し、正真正銘のゴールを決める。これが決勝弾となり、ジョッタにとっては公式戦3試合連続ゴールとなった。移籍加入直後からチームを救う重要なゴールを奪っているジョッタの評価は日に日に高まっている。

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