レアルMFイスコ、ジダン監督への“不満の瞬間”が流出 「後半40分にならないと呼ばない」
今季はスタメンわずか2試合で、その際も早々とベンチに下がる悔しい起用が続く
レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは今季、ここまで思うように出場時間を得られていない。現地時間24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節バルセロナ戦(3-1)前に、ジネディーヌ・ジダン監督への不満をチームメートに漏らしているところをカメラが捉えていたという。スペイン紙「AS」が伝えた。
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2013年にマラガからレアルへ加入したイスコは、主力としてチームで活躍。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の3連覇を含む4度の欧州制覇をはじめ、リーガ・エスパニョーラやクラブワールドカップなど、数々のタイトル獲得に貢献してきた。
しかし、ここ数シーズンは出場機会が限られており、今季ここまで公式戦7試合のうち、先発したのはラ・リーガのバジャドリード戦(1-0)とカディス戦(0-1)のわずか2試合のみ。フル出場は一度もなく、バジャドリード戦では後半12分、カディス戦はハーフタイムに交代となっていた。
また、ベティス戦(3-2)では後半から、レバンテ戦では(2-0)では試合終了間際の後半44分からの出場。バルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」ではベンチ入りしたものの、出場機会は与えられなかった。
スペインでリーガ中継を担当する「Movistar」のカメラは、クラシコ前にイスコがクロアチア代表MFルカ・モドリッチやブラジル代表DFマルセロら複数のチームメートと会話をする様子を捉えていた。
「彼(ジダン監督)が(自分をピッチから)下げる時は、後半5分とか15分、またはハーフタイム。(控えの時は)後半40分にならないと呼ばない」
記事では、イスコがこのように話しているとし、マルセロとモドリッチは笑顔を見せていたとしている。
まさか指揮官への不満がカメラに収められていたとは、イスコも予想していなかったことだろう。今後の起用に影響を及ぼす事態となってしまうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)