来季のマンU監督就任が有力な名将に、”大失速”のアーセナルがアタック！

　マンチェスター・ユナイテッドの来季監督就任が濃厚とされるジョゼ・モウリーニョ氏に、アーセナルが接触を図っていることを、米メディア「ONE World Sports」が報じている。

　モウリーニョ氏は昨季チェルシーでプレミアリーグ、キャピタル・ワン杯を制し二冠を達成。しかし、今季は序盤から降格圏に低迷する苦戦を強いられ、浮上のきっかけを掴めぬまま、昨年12月の第16節レスター戦（1-2）の敗戦を最後に、志半ばで解任の憂き目を見た。

　もっとも、モウリーニョ氏はフリーの身となった直後から、来季に向けたプレミアリーグの監督人事の人気銘柄となった。そして真っ先に後任候補として噂に上がり、現在も大きく報じられているのが来季のユナイテッド行きだ。

　2年連続で大型補強を敢行しながら、今季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ではプレミア勢で唯一のグループステージ敗退。さらにリーグ戦でも思うように勝ち点を稼げず、現在も6位とユナイテッドの覇権奪回は絶望的となっている。若手の台頭により、来季のCL出場権を手にできる4位マンチェスター・シティとの勝ち点差を1に縮めるなど復調の気配は見せているものの、2017年まで契約を残すルイス・ファン・ハール監督の今季終了後の退任、そしてモウリーニョ氏の招聘がまことしやかに囁かれている状況だ。

　一部報道では、来季からの就任という事前契約まで結ばれているとも伝えられているが、ここにきてアーセナルもモウリーニョ氏の招聘に名乗りを上げているようだ。