登録メンバー外のエジル、EL“最高給”と伊メディア注目 「バロンドールにすら値する給与を…」
約25億円の年俸ながら、アーセナルで今大会は登録外に
イングランド・プレミアリーグ、アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、今季のプレミアリーグとUEFAヨーロッパリーグ(EL)の登録メンバーから外れ、少なくとも冬の移籍市場の期間まではトップチームでプレーできない。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、エジルの年俸はEL出場クラブで最高額だと報じている。
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エジルは21日にプレミアリーグの登録メンバーから外れたことが明らかになった。その前にはELのメンバーからも外れ、ツイッターに失望感を投稿していた。ミケル・アルテタ監督はサッカー面の理由であることを強調している。
一方で、エジルは週給35万ポンド(約4800万円)でアーセナルの最高額選手であることが話題になった。あまりにも高額なベンチ外選手を抱え続けることになっているが、ユーロ換算で年俸に直すと約2000万ユーロ(約25億円)になることから、その高額さがレポートされている。
「チームで最高額なだけでなく、その超高額の契約はELの中でも最高額のもの。32歳のドイツ人はこの夏のサラリー減額を拒否した一方で、27年間を務めたチームマスコットのガナザウルス(の中の人)の給与を自分の年俸から払うことを主張して人々との心に存在を印象付けた。メスト・エジルは、バロンドールにすら値する給与を受け取りながらメンバーから外れた」
今季のELには日本代表FW久保建英が所属するスペインのビジャレアルや、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチらを擁するイタリア・セリエAの名門ACミランなども出場している。本来であれば大会の看板選手となるべきサラリーを受け取っているエジルのプレーを見られないことは、一つの驚きであると言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)