浦和3バックの中央で放つ風格 手倉森Jのキャプテン遠藤がリオへ向けて再出発

リオへ向けて再出発

 21日からは、U-23日本代表の主将としてポルトガル遠征へと旅立った。アジア最終予選を突破し、8月のリオデジャネイロ五輪本大会へ向けてチームは再出発することになる。25 日にはU-23メキシコ代表との親善試合も予定されている。

「こうやってアジアではないチームと試合ができるチャンス。最終予選の戦い方より、日本らしいボールの動かし方や違った試合を見せたい。引き出しの多いチームは強くなれると思う。勝つことにこだわるのは大事だけど、どういうサッカーをリオに向けてやっていきたいのかを共有したい。久しぶりに会う選手が多いので、楽しみです」

 浦和の公式戦では3試合連続で3バックの中央を務め、昨季のアジア王者・広州恒大(中国)の強力外国人アタッカーとも渡り合った。移籍初年度にして早くもチームの中軸になりつつあり風格すら漂わせている。その23歳は、リオで前回のロンドン五輪に続く4強進出の躍進を目指す手倉森ジャパンにとっても不動の中心になることは間違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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