ブッフォンが973分間のセリエA最長無失点時間の新記録を達成 「今日の4分間は本当に長かった」

前半4分で記録更新 「私だけの力ではなくチームの記録だ」

 イタリアを代表する守護神が新たな記録を打ち立てた。20日にトリノとのアウェーゲームに臨んだユベントスは、4-1で勝利。このゲームにセリエAにおける最長無失点時間記録が懸っていたGKジャンルイジ・ブッフォンはスタメン出場すると前半4分まで無失点で新記録を達成した。しかし、後半3分にPKで失点し、記録はここで途切れている。

 偉大なる守護神は試合後にイタリア国営放送「RAI」のインタビューに対して「これは私だけの力ではなくチームの記録だ。2週間前にアタランタ戦で勝利した時から記録は少し意識してきたが、今日の4分間は本当に長かったよ」と、百戦錬磨の男にもプレッシャーがかかっていたことを話した。

 前節終了時点でユベントスとブッフォンの無失点記録は926分間にまで伸びていた。これまでのセリエA最長記録は、1993-94シーズンにACミランのセバスティアン・ロッシが記録していた929分間。今節のトリノダービーを、あとわずか4分間で記録更新という状態で迎えていた。

 同じトリノを本拠地とするライバルチームの記録達成を阻止しようと、トリノが開始直後から積極的なプレーを見せるが、ユベントス守備陣が落ち着いて対応して危なげなく前半4分が経過。その瞬間に、スタジアムから大きな歓声が沸き起こった。

 

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