決定機逸に苦言も、攻守に奮闘のミラン本田に伊メディア及第点 「プレー強度に誤りなし」

痛恨のシュートミスを指摘も、相手MFを退場に追い込むプレーは評価

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は20日の本拠地ラツィオ戦でスタメン出場し、後半39分までプレーした。前半15分にFWカルロス・バッカが挙げたゴールの起点になるプレーがあり、その後もチャンスに絡んだものの、痛恨のシュートミスもありチームは1-1のドローに終わった。イタリアメディアは「決勝弾のチャンスを無駄にした」、「大雑把なセットプレー」と厳しい苦言を呈しつつも、及第点評価が並んでいる。

 ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は本田に「6点」と及第点を与えている。

 「試合に対するアプローチは決して間違えない。彼の左足で2-1にするチャンスがあったが、無駄にしてしまった。ルリッチを退場に追い込むプレーがあった」と、決定機でのシュートミスが指摘された。

 後半9分、中盤で受けたファウルからの素早いリスタートでミランの攻撃が展開されると、左サイドからバッカが中央に走り込んだ本田へ。ゴール正面、ペナルティーエリアすぐ外でフリーになってシュートを放った本田だが、ボールを押さえることができずにクロスバーの上へ外してしまった。「決勝弾のチャンスを無駄にした」という厳しい指摘を招いている。

 一方で、交代間際の同39分には自陣でボールを受けた本田がカウンターを発動しようとドリブル突破を仕掛けたところで相手MFセナド・ルリッチのファウルを受け、これが2枚目のイエローカードになり退場処分に。ミランは残り数分を数的優位で戦った。このプレーは好意的に受け止められ、トータルで平均点評価に落ち着いた模様だ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング