セリエA「年俸トップ10」をイタリア紙公開 ユーベ&インテル以外からのランクインは?
毎シーズン恒例のランキングは現在のリーグ情勢を反映する結果に
イタリア・セリエAは今週の月曜日5日に移籍市場が終了し、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は毎シーズン恒例となったセリエAの今季年俸トップ10を公開。ユベントスとインテルの選手たちが8人ランクインする、現在のリーグの情勢を反映するものになった。
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ユベントスは今回の移籍市場で、新型コロナウイルスの影響による減収もあり高額年俸選手の放出が一つのテーマだった。そのため、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインや、ブラジル代表MFドウグラス・コスタが退団している。一方のインテルは、昨季にアントニオ・コンテ監督の就任とともに複数年契約で行った補強でリーグ2位に入り、そのメンバーの多くがチームに残っている。
また、セリエAのクラブに移籍加入した選手もいるが、新型コロナウイルスの影響は大型契約の成立を阻んだ面もあるのか、新たにセリエA入りした選手でトップ10入りする選手がいなかったのは一つのトピックだったと言えそうだ。
700万ユーロ(約8億4000万円)で4人が並ぶ7位タイは、ユベントスからはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーと元フランス代表MFアドリエン・ラビオの2人。共通点は昨季に“ゼロ円移籍”で加入したことで、移籍金が掛からないことが高額年俸につながったという指摘が契約時点からある。
そして、ACミランから唯一トップ10入りした元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチもここに並んだ1人。ミランで最も年俸が高い選手となり、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは600万ユーロ(約7億2000万円)でランク入りを逃した。また、今季から完全移籍に切り替わったインテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスも同額で並んでいる。
そして、6位はユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの730万ユーロ(約8億8000万円)で、今季中に契約更新を解決しなければいけない存在だとされている。