クロップが香川ら愛弟子との対戦決定に感無量 「フットボールだけが描けるストーリー」

EL8強でリバプールと古巣ドルトムントが激突 「みんな幸せだ」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、昨季まで7シーズン指揮を執ったドルトムントとのUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝での対戦が決定した後、「フットボールだけが描けるストーリー」と感無量の表情だった。リバプールの公式サイトで語っている。

「このドローの結果にとても喜んでいる。昨日、私は『なぜトーナメント最強のチームと戦うことを望むんだ?』と話した。だが、ELで優勝したければ、そして準々決勝まで来ているなら、最強のチームに勝たなければいけない。1試合なら、2試合戦いたい。私の新しいチームを、ドルトムントに紹介できることは本当に嬉しい。選手には素晴らしい、素晴らしいスタジアムと素晴らしい街を堪能してもらいたい。フットボールだけが描けるストーリーだ。みんな幸せだ」

 指揮官は運命のいたずらにより、かつて熱狂の渦を巻き起こしたジグナル・イドゥナ・パルクに、予想よりずいぶんと早い凱旋を果たすことになった。前日には「最強のチーム」と語り、対戦を避けたい意向を話していたが、ドローが決まると腹は決まった様子だ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング