本田のパートナーが総入れ替え!? 夏の移籍市場でミランFW陣に粛清の嵐か

名物会長が再びリセットボタンを押す?

 残るアタッカーは元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングくらいだが、ボアテングもまた放出の有力候補であるとイタリアメディアでは報じられている。まさに、大粛清の嵐といったことになりそうだ。

 勝利至上主義のシルビオ・ベルルスコーニ会長の下で、ここ数年の監督人事は毎年のようにリセットが続いている。それに加え、得点を生み出すアタッカー陣も大幅なリセットを画策している模様だ。かつての豊富な資金力とブランド力を背景にしたミランであればそういった荒療治を可能にできた可能性も高いが、現在のタイや中国といったアジア資本に株式売却を検討している状況では、移籍金が高騰するアタッカーの総入れ替えは大きな賭けになる。

 右サイドハーフとしてレギュラーを確保している感のある本田にとっても、前線のパートナーが総入れ替えになる状況は好ましいとは言えないが、会長の指はリセットボタンに力を込める寸前まで来ているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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