日本代表に選出の清武&原口 2人に共通する小学生時代のターニングポイントとは?

“第二の清武&原口”は誕生するのか

 近年のダノンネーションズカップでは、世界大会に出場する街クラブの選手たちも増えている。

 2012年大会では埼玉県の街クラブ「レジスタFC」が世界大会に出場し準優勝。そして2014年大会に出場した「横河武蔵野フットボールクラブ」は日本初の世界一を手にした。

 レジスタや横河武蔵野の選手たちが「Jクラブの下部組織所属でなくても世界と戦える」という結果を残したことは、日本中の大多数の街クラブでプレーする選手たちの大きな希望となっている。

 彼らは小学生時代に世界の強豪と戦い、勝ち抜いたという絶対的な自信を得た。この経験を得た選手の中から、“第二の清武、原口”が誕生することが、10年後の日本サッカー界の支えになることは間違いない。

 小学生時代に得難い国際経験ができる大会、ダノンネーションズカップに出場する代表を決定する日本大会は、3月26日に開幕する。“第二の清武&原口”は誕生するのか、要注目だ。

<主なダノンネーションズカップ世界大会出場選手>

2001年ダノンネーションズカップ世界大会(第2回)出場選手

氏名

現所属

選出時所属

輪湖直樹

柏/千葉

花井 聖

元名古屋/現北九州

名古屋/愛知

清武弘嗣

ハノーファー

カティオーラFC/大分

堀河俊大

讃岐

津田中学校/香川

奥埜博亮

仙台

仙台/宮城

横竹 翔

元広島/現アイゴッソ高知

広島/広島

柿谷曜一朗

C大阪

C大阪/大阪

     

2002年第3回大会出場選手

 

氏名

現所属

選出時所属

大畑拓也

元磐田/現アスルクラロ沼津

大湊FC/三重

田中裕人

元磐田/現長崎

桃の里FC/大阪

富所 悠

元東京V/現FC琉球

東京V/東京

斉藤 学

横浜FM

横浜FM/神奈川

指宿洋史

新潟

柏/千葉

     

2003年第4回大会出場選手

 

氏名

現所属

選出時所属

鍋田亜人夢

清水

清水第八SC/静岡

原口元気

ヘルタベルリン

江南南少年団/埼玉

田口泰士

名古屋グランパス

FC南スポーツ少年団/沖縄

 

<ダノンネーションズカップ日本大会歴代優勝チーム一覧>

開催年

日本大会優勝

開催国

世界大会優勝

日本代表成績

2004

東京ヴェルディ1969

フランス

スペイン

11位

2005

柏レイソル

フランス

ロシア

9位

2006

東京ヴェルディ1969

フランス

レユニオン

6位

2007

川崎フロンターレ

フランス

南アフリカ

7位

2008

川崎フロンターレ

フランス

フランス

10位

2009

川崎フロンターレ

南アフリカ

南アフリカ

4位

2010

川崎フロンターレ

南アフリカ

メキシコ

5位

2011

川崎フロンターレ

スペイン

ブラジル

9位

2012

レジスタFC

ポーランド

韓国

準優勝

2013

横浜F・マリノス

イギリス

フランス

3位

2014

横河武蔵野FC Jr

ブラジル

日本

優勝

2015

川崎フロンターレ

モロッコ

モロッコ

9位

 

<ダノンネーションズカップ2016 in JAPAN>

日程:3月26日(土)、27日(日)

会場:東京・駒沢オリンピック公園

後援:外務省、スポーツ庁

主管:東京都サッカー協会

公式サイト:http://www.danonecup.jp

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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