名門ミラン、ノルウェーの“新星”ウイングを6億円で獲得へ “ハーランド級逸材”の争奪戦制す
U-21ノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得が確実
イタリア・セリエAの名門ACミランが、激しい争奪戦の末にノルウェーの新星ウイング獲得にこぎつけたことが確実になった。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」がレポートしている。
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ミランが新シーズンに向け、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと、ブンデスリーガのライプツィヒを交えた3クラブで争奪戦を繰り広げたのが、U-21ノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲだったという。
ハウゲはノルウェーのボデ・クリムトでプレーし、今季のUEFAヨーロッパリーグ予選3回戦で対戦したミラン戦にも出場していた。左ウイングでありながらも184センチの長身で、昨季のノルウェー1部リーグでの成績は18試合出場14ゴール10アシストという爆発的なものだった。
一部では、すでにドルトムントでプレーする同国代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドと同様のサクセス・ストーリーを期待する声も上がっている若武者に対する争奪戦を制したミランは、ボデ・クリムトに対して400万ユーロ(約4億8000万円)から500万ユーロ(約6億円)の移籍金を支払う見込みだという。
レポートでは、ハウゲがアムステルダム経由でミラノ郊外のマルペンサ空港に到着した様子を公開。今後、メディカルチェックの末に正式契約となることが確実とみられる。
ミランは今年1月に米メジャーリーグサッカー(MLS)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴い元エースで38歳のベテラン、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得すると、そのカリスマ性と確かな実力を軸に若手も躍動。新シーズンに向けては、イタリアの至宝として将来を嘱望される20歳のMFサンドロ・トナーリの獲得にも成功した。
名門復活への機運も上がり、その好循環の中にやってくるハウゲはハーランドのような大ブレークをミランで見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)