岡崎が明かす衝撃ゴールの舞台裏 「本能的」だったオーバーヘッドと指揮官の檄

ハーフタイムに激怒したラニエリ監督

 これで、レスターは4戦負けなし(3勝1分)。そのうち3試合が1-0での勝利と、守備の安定と勝負強さを見せつけているが、ニューカッスル戦のハーフタイムには指揮官が怒りを露わにする一面があったと、岡崎は告白している。

「彼(ラニエリ)は大抵は笑っているけど、(ニューカッスル戦)ハーフタイムにものすごく怒っていた。彼はいつもジョークを言っている。だけど、だからこそ彼が怒るのは、僕らにとっては良いことだったかもしれない」と、普段は温厚な性格で知られるイタリア人指揮官だからこそ、その檄がチームをより引き締めたようだ。

 ラニエリ監督だけでなく、岡崎自身もジョークを好み、チームメイトとの良好な関係を築くために日頃からコミュニケーションを欠かさないという。

「ヴァーディや(リヤド・)マフレズはいつもリラックスしているよ。彼らはいつもジョークを言い合って笑い合っている。プレッシャーなんて感じていない。僕が彼らと合っているのかは分からない。それは彼らに聞かないと。でも、自分もジョークは好き。彼らがジョークを言っている時には、意味が分かってなくても、とりあえず笑っているよ」

 岡崎の環境に順応しようという、ひたむきな努力が、プレミアリーグ首位のクラブでレギュラーとして活躍している秘訣なのは間違いないだろう。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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