吉田所属のサンプドリア、インテルから伊代表MFを“緊急補強” 2億4000万円で攻撃強化
マルチなサイドアタッカーMFアントニオ・カンドレーバを獲得
日本代表DF吉田麻也の所属するイタリア・セリエAのサンプドリアは、25日に同リーグの強豪インテルからイタリア代表MFアントニオ・カンドレーバ獲得したことを発表した。
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サンプドリアの発表では、カンドレーバの獲得は買取義務付きの期限付き移籍であるものの、選手との契約は2024年6月までとされた。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、事実上の完全移籍であり、そのための金額は200万ユーロ(約2億4000万円)とされた。
カンドレーバは主に右サイドを主戦場とするサイドアタッカーであり、インテルのアントニオ・コンテ監督の指揮下では2016年の欧州選手権(EURO)でも代表チームでプレーした。4バックにも3バックにも対応できるマルチなサイドプレーヤーで、14年のブラジル・ワールドカップ(W杯)も含めイタリア代表では50試合以上に出場している。
昨季のサンプドリアは残留争いに巻き込まれ、冬の移籍市場でイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンから出場機会を求めて移籍先を模索した吉田を獲得。緊急補強もありセリエA残留を果たした。
サンプドリアの前線にはベテランストライカーの元イタリア代表ファビオ・クアリアレッラも健在だが、そこに至るまでの攻撃力不足は指摘されていた。それだけに、カンドレーバの獲得はサンプドリアにとっては心強いものになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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