アーセナルが13年ぶりのホーム3連敗でFA杯敗退 ベンゲル解任論噴出も「まだドラマの途中だ」
大会3連覇を狙うも準々決勝でワトフォードに1-2と敗戦
アーセナルは13日に行われたFAカップの準々決勝ワトフォード戦に1-2で敗れ、3連覇の夢が潰えた。今季は無冠に終わる可能性も高まっており、解任説も浮上したが、フランス人指揮官は「まだドラマの途中だ」と逆転でのタイトル獲得を諦めていなかった。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
「今の状況を選手たちが受け入れるのは、とても、とても難しいものになっている。しかし、我々についてどう判断するのかはシーズンが終わってからだ」
ベンゲル監督は試合後、現在の境遇についてこう語った。
3連覇を目指すFAカップで順調な歩みを続けていたが、今季プレミアリーグに昇格したばかりのワトフォードに屈した。FAカップ、それもホームでプレミアリーグのクラブに敗れたのは、実に1997年にリーズに敗れて以来のこと。さらに、アーセナルは2月23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦(0-2)、2日のスウォンジー戦(1-2)に続き、ホーム3試合連続の黒星となった。データ会社「オプタ」のデータによれば、本拠地での公式戦3連敗は2002年11月以来、約13年と5カ月ぶりという深刻な不振に陥っていることが明らかになった。
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