ELで大車輪の活躍…イブラヒモビッチを伊メディア称賛 「すでにスーパーだ」

ミランを引っ張る存在となったFWズラタン・イブラヒモビッチ(左)【写真:AP】
ミランを引っ張る存在となったFWズラタン・イブラヒモビッチ(左)【写真:AP】

EL予選2回戦のシャムロック・ローヴァーズ戦にフル出場、先制ゴールを奪うなど活躍

 イタリア・セリエAの名門ACミランは、現地時間17日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦でシャムロック・ローヴァーズ(アイルランド)と戦い、2-0で勝利した。この試合で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは先制ゴールを奪うなど活躍。イタリアメディアから「すでにスーパーだ」と称賛されている。

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 イブラヒモビッチは前半23分、敵陣で味方がボールを奪ったところから左45度付近で縦パスを受けると、それをダイレクトでMFハカン・チャルハノールへ。中央へ走り込みながらリターンパスを受けると、いとも簡単に右足でニアサイドを破った。

 その後、後半にチャルハノールが追加点を奪って勝利したミランについて、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は採点記事のタイトルを「イブラヒモビッチ、すでにスーパーだ」として絶賛した。

 同メディアはフル出場したイブラヒモビッチに対し、チャルハノールと並ぶチームトップの「7点」をつけ、「彼はまだ若者のようにゴールへの意欲を持ち続けている。攻撃をつかさどり、味方のゴールも導く。絶対的なリーダーである」と、カリスマストライカーを絶賛した。

 ミランの財政難もあり、2012年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍して以来、久々にミランのユニフォームを着てヨーロッパの舞台でプレーしたイブラヒモビッチ。「カルチョメルカート・コム」によると、このゴールは12年のアーセナル戦で決めた得点以来となる、3137日ぶりのものだったという。

 冬の移籍市場でミランに復帰して以来、後半戦の成績だけなら優勝したユベントスに匹敵するところまでチーム力を押し上げるキーマンになったイブラヒモビッチだが、今季はスタートから大車輪の活躍が期待される。

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