マンC、“セリエA最強CB”の獲得交渉は破談か 名将ペップ熱望も…“31億円差”埋まらず
29歳のクリバリ、ナポリ側は移籍金99億円を要求
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは、ジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望するセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの移籍交渉をイタリア・セリエAのナポリに持ちかけたものの、破談に終わったという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じた。
クリバリは現在29歳とキャリアのピークにあるが、ナポリとの契約は2023年6月まで残っている。それでもシティのグアルディオラ監督は獲得を熱望し、今夏の移籍市場でのオファーが報じられていた。
一方で、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の要求する金額との差が大きいことが話題になっていたが、最終的にシティが提示したオファーは5500万ユーロ(約68億円)と、ナポリ側が要求する8000万ユーロ(約99億円)には全く届かなかったようだ。
その結果、デ・ラウレンティス会長はクリバリをもう1年ナポリでプレーさせ、新型コロナウイルスの影響による減収で全体に移籍金が下がっている傾向のあるマーケット全体が、より高額な移籍金を支払う方向に回復するのを待つ方針だという。
「セリエA最強センターバック」との呼び声も高いクリバリだが、少なくとも新シーズンはナポリの最終ラインでプレーすることが決まった模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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