ミランで戦力外危機の悪童バロテッリ 保有元のリバプールは中国の”爆買い”を熱望!?

リバプールOBのキャラガー氏も激怒 中国への厄介払いを望む

 ACミランFWマリオ・バロテッリは、怠慢プレーによって地元メディアとサポーターから批判が殺到し戦力外危機に陥っているが、保有権を持つリバプールでも悪童ストライカーの復帰を断固拒否する声が出ている。相場以上の移籍金で、欧州でプレーする選手を買い漁った中国1部クラブへの厄介払いを熱望していた。

 英地元紙「デイリー・メール」で、リバプールの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、リバプールでの現役時代の最悪の補強についての質問で怒りを爆発させている。

「確かに2、3人いるよね。エル=ハッジ・ディウフはそこに名前が入るだろう。アルベルト・アクイラーニも挙がるべきだ。彼の獲得に大金をはたいたのだから。彼は故障した状態で加入して、故障したまま移籍した。怪我をしていない時を思い出せない」

 “セネガルのクライフ”という異名を持ったディウフは、2002年から05年まで在籍。55試合3得点とほぼ結果を出せずにボルトンに去った。一方、元イタリア代表MFアクイラーニは09年に2000万ユーロ(約25億円)の移籍金で加入し、シャビ・アロンソの後釜として期待されたが、09-10シーズンは18試合1得点と結果を出せず。わずか1年でユベントス、ACミランに期限付き移籍で出され、12年夏にフィオレンティーナに去った。

 いずれもクラブ史に残る汚点補強と言えるが、それを超える存在となっているのがバロテッリだ。昨季ミランから30億円の移籍金で獲得しながら、1ゴールという不発ぶりと問題行動によって戦力外となった。今季はレンタル料ゼロ、年俸の大半をリバプールが支払うという異例の”厄介払い”状態でミランに復帰している。キャラガー氏も次のように語っている。

 

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