岡崎慎司、ウエスカの“スタープレーヤー”にスペイン紙指名 「最高のレベルで競争できる」
シーズン開幕を控えた展望記事で特集 「ウエスカのプレスは日本人から始まる」
2020-21シーズンのリーガ・エスパニョーラは現地時間12日に開幕を迎える。ビジャレアルに期限付き移籍した日本代表MF久保建英の活躍が注目されるなか、開幕戦でそのビジャレアルと対戦するウエスカにも日本代表FW岡崎慎司が所属している。その岡崎はスペイン紙「AS」の各クラブ展望記事で、「スタープレーヤー」に指名されている。
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2019-20シーズン、岡崎は当初同じく2部だったマラガに移籍したものの、クラブ側に不備があり、ウエスカへと再移籍。しかしこれが吉と出ることとなり、チームで主力となるとともに昇格が懸かる後半戦に入ってゴールを量産。12得点を挙げてチームの1部昇格、そして2部優勝に大きく貢献した。その実績、そして注目度アップについて同紙は「スタープレーヤー」として取り上げ、次のように紹介している。
「彼はウエスカの歴史の中で最も多くのメディア上での存在感を発揮し、レスター時代にプレミアリーグのチャンピオンの一員となった時を想起させるゴールで期待に応えた。ストライカーはリーガ1部でプレーするという彼の夢を実現し、目標はチームに多くのゴールをもたらし続けることだ」
また岡崎のプレースタイルについても「ゴール前での成功ぶり」、「レスターでの覚醒以来、アタッカーながら対戦相手のDFに対しての“障害”として目立った。ウエスカのプレスは日本人から始まる」、「34歳ながら最高のレベルで競争できる。シュツットガルト、レスター……ラニエリが指揮を執った際のプレミア優勝は、いまだフットボールファンの記憶に残っている」と決定力、運動量、経験すべてを兼ね備えているとしている。
リーガ1部には久保、そして日本代表MF乾貴士(エイバル)がいるなかで、日本が誇るストライカーはどんな活躍を見せてくれるのか。日本だけでなく、現地スペインでも注目度が高まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)