「私たちの世代も発信を」 ベレーザ小林里歌子、「5000人参加プロジェクト」を見据えた決意

東京ヴェルディベレーザFW小林里歌子【写真:©TOKYO VERDY】
東京ヴェルディベレーザFW小林里歌子【写真:©TOKYO VERDY】

12日のINAC神戸戦で集客1500人、テレビやYouTubeチャンネルの視聴者3500人を目標

 なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部の日テレ・東京ヴェルディベレーザは、9月12日(土)に味の素フィールド西が丘で行われるホームゲームのリーグ第10節INAC神戸レオネッサ戦で、コロナ禍の新観戦様式「5000人参加プロジェクト」に挑む。

 東京ヴェルディは今年5月、世界がコロナ禍に直面するなかで、クラブが中心となり、社会を元気づける未来に向けたポジティブなメッセージの発信と、アフターコロナのスポーツの新たな価値創出を目指すべく、「UNITE FOR FUTURE」プロジェクトを始動。第1弾ではトップチーム(東京ヴェルディ)の事業として、「明るい未来」をテーマとした写真を公募し、柄としてデザインに使用した“共創型”の3rdユニフォームを制作した。

 それに続く第2弾となるのが、今回のベレーザの「5000人参加プロジェクト」だ。2018年、19年とホームでのINAC神戸戦で「5000人満員プロジェクト」を実施してきたベレーザだが、今年は新型コロナウイルスの影響による来場制限でこれまでと同数の集客は難しい。そこで1500人の集客に加えて、日本テレビのオンラインライブ配信および地上波録画放送、なでしこリーグ公式YouTubeチャンネルのライブ中継の視聴者を3500人以上動員し、INAC神戸戦への“参加者”を5000人突破させることを目標に掲げた。

 コロナ禍で女子サッカー界も新たな観戦様式を模索するなか、ベレーザはスタジアムでも安全に楽しめる環境やノベルティーの用意、また自宅でも観戦を楽しめるプレゼント企画の提供など、各個人のニーズにあったスポーツの新しい応援スタイルを提案している。

 今季リーグトップタイの9ゴールを挙げて攻撃を牽引するFW小林里歌子は、「スタジアムへ観に来て頂けるのが一番ですけど、家でも画面越しにINAC戦を楽しめるプロジェクトになっています。会場に来ていただければ、オリジナルマスクの配布もあるので、お揃いのマスクを皆さんでつけながら一緒に応援して、楽しんでもらいたいです」と話す。

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