マンU新加入MFが背番号を「34」に決めた理由 昏睡状態だった悲劇の親友に捧げる思い

マンチェスター・ユナイテッドへ移籍をしたMFファン・デ・ベーク【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドへ移籍をしたMFファン・デ・ベーク【写真:Getty Images】

アヤックスからマンUに移籍したファン・デ・ベークが語った新背番号に「34」を選んだ理由

 アヤックスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークが、新背番号に「34」を選んだ理由を、元チームメイトの元U-19オランダ代表MFアブデラク・ヌリに捧げるためだったと語った。スペイン紙「AS」が伝えている。

 アヤックスの下部組織からトップデビューを飾ったファン・デ・ベークは、2017年にオランダ代表デビューも飾っており、今夏の移籍市場で数々のメガクラブが関心を示す超人気銘柄だった。当初はレアル・マドリード加入が既定路線だったものの、新型コロナウイルスの世界的大流行によって状況が一変し、ユナイテッドへの移籍が決まったという。

 クラブは先ごろに公式サイトでそのファン・デ・ベークの新背番号を発表。アヤックスでは「30番」を使っていたが、新天地では「34番」を着用することになった。

 この背番号は、アヤックス時代の同僚で友人でもあったヌリが使用していたもの。同選手は、2017-18シーズン開幕前にオーストリアで行われたブレーメンとの親善試合中にプレーと関係のないところで不整脈を起こして昏倒。病院に搬送され一命を取り留めたが脳に重度の障害を負い、約3年にわたり昏睡状態となっていた。現在も寝たきりの状態が続いているという。

 アヤックスのアカデミー出身で、トップチームでリーグ戦9試合に出場するなど、今後が楽しみな若手選手の1人だったヌリ。夢半ばにして悲劇に襲われた友人に新背番号を捧げたファン・デ・ベークは、「このような素晴らしい歴史を持つクラブに加入できる機会を頂いて、どう表現したらいいか分からない。アヤックスのすべての皆さんに感謝の言葉を伝えたい。私はそこで育ったので、アヤックスとは特別な絆で結ばれ続けるだろう。キャリアのネクストステップを踏み出し、最高のレベルでプレーする準備ができている」と意気込んでいた。


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(Football ZONE web編集部)

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