マンU加入直後に「契約解除」を希望 サンチェスが衝撃の告白、初日に「気がついた」

マンU時代のチリ代表FWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
マンU時代のチリ代表FWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】

8月にインテルへ完全移籍「雰囲気がもっとポジティブなら…」

 インテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスが、2018年1月に加入したマンチェスター・ユナイテッドではトレーニング初日にアーセナル復帰のために契約解除を申し出ていたことを明かした。

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 サンチェスは14年にバルセロナからアーセナルに加入。不動の地位を築きエースとして活躍すると、17-18シーズン途中に名門マンチェスター・ユナイテッドへと渡った。

 しかし、“赤い悪魔”では本領発揮には至らず、在籍期間1年半で45試合5得点という結果に終わった。19年夏にインテルに期限付き移籍すると、今年8月には完全移籍する形でユナイテッドを退団した。

 マンチェスターの地では期待に応えられなかったサンチェスは、自身のインスタグラム動画でユナイテッドに移籍してきた当時のことを回想。意気揚々と新天地へと渡ったものの、加入直後にアーセナルへの復帰を希望していたと告白した。

「私はユナイテッドへ行く機会を得て、それはとても魅力的なものに思えたよ。子どもの頃に大好きなクラブだったからね。

 でも、私はあまり多くの情報を持っていないまま契約書にサインをしてしまった。最初の日は同僚と一緒にいたが、到着するまで気づけないこともある。最初のトレーニングの後に多くのことに気がついた。家に帰り、代理人に『アーセナルに戻るために契約解除できないか?』と言ったんだ」

 どうやらユナイテッドというクラブに対して持っていたイメージと、現実には大きなギャップがあったようだ。

 動画の中でサンチェスは「ジャーナリストたちは何も知らずに話していて、私はそれにも悩んでいた」と、いわれのない不当な批判にも苦しんだと胸の内を明かしている。インテルへの移籍はオレ・グンナー・スールシャール監督に対して志願したものだったという。

 ネガティブな話題を暴露したサンチェスだが、最後には「シャツを守る機会を与えてくれたユナイテッドには感謝の言葉しかない。物事が思うように進まなかったことが気がかりだった。雰囲気がもっとポジティブなものであれば違う結果になっていただろう。私は選手としても1人の人間としても、学ぶ時期を終えているのでこうして打ち明けている。すべてを勝ち取りたかった」と、ユナイテッドへの感謝の言葉で締め括っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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