ドルトムント香川の親友はバルサを蹴って、恩師クロップの下へ!? リバプールがドイツ代表MF獲得に本腰

ユーベ、アーセナルも本腰、司令塔を巡り過熱する争奪戦

 ドルトムントの日本代表MF香川真司の親友がかつての恩師の下へ新天地を求める可能性が高まっている。英紙「リバプール・エコー」は、ドルトムントのMFイルカイ・ギュンドアンに対してリバプールが来夏の獲得を目指していると報じている。

 リバプールには、今季途中から昨季までドルトムントを率いたユルゲン・クロップ監督が就任している。ギュンドアンは2011年、ニュルンベルグからクロップ監督が率いた当時のドルトムントに移籍。中盤のゲームメーカーMFヌリ・シャヒンがレアル・マドリードに移籍した後釜として加入した。来季リバプール行きが現実のものとなれば、クロップ監督の下へ移籍加入するのは2度目のことになる。

 ギュンドアンは今季開幕前にも去就問題が発生。一度はドルトムントも退団を発表した。結果的に残り1年だった契約を更に1年間延長し、現在は2017年6月までの契約となっている。契約延長で合意に達しない場合、ドルトムントが移籍金を得るために、今夏が実質的に最後のタイミングになる。契約が残り半年になる冬の移籍市場では、シーズン終了後のフリー移籍を視野に入れた不利な交渉を強いられるからだ。

 バルセロナの強化責任者アリエド・ブライダ氏はドルトムント対バイエルン戦をスタンドで視察していた。バルサのみならず、ユベントス、アーセナルという欧州の強豪クラブも興味を示しているギュンドアン獲得レースに、かつての恩師も手を挙げている。ドルトムントのゲームメーカーは、チームを離れることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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