C・ロナウドは「唯一無二の存在」 ジダンが4得点のエースを称え”問題発言”を不問に
ダービー敗戦でバッシングを受けながらも、セルタ戦で4ゴールの大爆発
レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“問題発言”を不問とした。7-1で大勝したセルタ戦でハットトリックを飾ったエースを「彼は唯一の存在だ」と称えたと、スペイン紙「AS」が伝えている。
ロナウドは先週末、アトレチコ・マドリードに0-1で敗れたダービー後、主力にケガ人が続出する現状に「他の選手が自分と同じくらい優秀なら、僕たちは首位にいたはず」と不満を語り、大きなバッシングを受けた。マドリディスタからの信用を取り戻すためには、なんとしても結果が必要とされたロナウドは、セルタ戦の後半5分に強烈なミドルを叩き込むと、その8分後には相手GKが一歩も動けない直接FKを突き刺すなど4得点をマーク。卓越したパフォーマンスで、自らの存在価値を証明した。
チームを勝利に導いたロナウドに対して、ジダン監督は「私もゴールに近い位置でプレーしていたが、1試合で4ゴールをしたことはないよ。彼にはその才能があるということだけだ」と、自らの現役時代を引き合いに出して称賛した。それと同時に、この1週間ロナウドを取り巻いた雑音に関しても、“口笛”という表現を使って切り出した。
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