「夢を叶えるために日本へ」 “日本生まれのペルー人DF”、プロデビューの瞬間に母国注目
町田に期限付き移籍したDFノリエガがデビュー 「ペルー人の両親を持ち、日本で育った」
清水エスパルスのユースからトップチームに昇格したペルー人DFノリエガ・エリックは今年7月、J2町田ゼルビアへと期限付き移籍した。母国ペルーメディアはエリックの新天地デビューに「ペルー人の両親を持ち、日本で育ったノリエガ・エリックがプロサッカー選手としてデビュー」と大々的に取り上げている。
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愛知県で生まれたノリエガは、6歳から家族で母国ペルーに移り住み、強豪のアリアンサ・リマのアカデミーに所属。中学3年の秋に日本へ戻り、高校1年から清水ユースでプレーしてきた。昨年11月に2020年のトップチーム加入が決まった一方、今季開幕以降も出番は与えられていなかった。
今年7月には町田への期限付き移籍が決定し、契約は2021年1月31日までとなっている。22日のリーグ第14節レノファ山口戦(2-0)で後半35分に途中出場し、プロ初出場を飾った。これを受け、ペルー放送局「アメリカ・デポルテス」は「ペルー人の両親を持ち、日本で育ったノリエガ・エリックがプロサッカー選手としてデビュー」と大きく取り上げている。
記事では「彼は2001年に日本で生まれ、数年後にペルーへと渡った。2016年にはアリアンサ・リマに加入したが、プロサッカー選手になる夢を叶えるために日本へ戻った。そして、サッカーキャリアをスタートさせた」と説明。ペルー人ながらJクラブのユース出身と異色のキャリアを持つエリックの船出に、母国も熱視線を送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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