ネイマール、ユニフォーム交換で決勝出場停止の可能性? 専門サイトは処分なしを主張
12日間の隔離に値する行為の可能性が伝えられる
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のRBライプツィヒ戦で3-0の勝利を収め、クラブ史上初の決勝進出を果たした。試合後、自身のツイッターアカウントで「神様、ありがとう」というメッセージと、ガッツポーズをする自身の後ろ姿を投稿したブラジル代表FWネイマールだが、決勝に出場停止になる可能性があるという。英紙「ザ・サン」が報じている。
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10番を背負うブラジル代表FWネイマールはライプツィヒ戦でも活躍を見せ、ヒールパスでアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアのゴールをアシスト。攻撃の中心として、与えられた役割をしっかりとこなした。
しっかりと結果を出したネイマールだが、試合終了直後の様子が問題となっている。ネイマールは、自身の着用していたユニフォームを脱ぎ、ライプツィヒのドイツ代表DFマルツェル・ハルステンベルクと交換した。通常であれば、なんの問題にもならない行動だ。
しかし、UEFA(欧州サッカー連盟)は新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組んでおり、CL再開前にUEFAが発行したプロトコルには「選手にはユニフォーム交換を控えることを推奨する」とある。シャツ交換を行った選手に対する具体的な処分はプロトコル内には明記されていないが、リスボンでの集中開催の前には米スポーツ専門局「ESPN」により、「UEFA懲戒規則に基づき、懲戒措置につながる可能性がある」という報道もされていた。この記事によれば、ユニフォーム交換を行った選手は1試合の出場停止処分と12日間の自己隔離になるという。もし、これが適応されることになれば、ネイマールは5日後の決勝に立つことは不可能となる。
一方、PSGの専門サイト「CulturePSG」は、最終的なプロトコル内に「選手にはユニフォーム交換を控えることを推奨する」という一文しかないと主張し、ネイマールの無罪を主張している。仮にネイマールが出場停止となれば、PSGにとっては大きな痛手となるが、決勝の舞台に立つことはできるだろうか。