PSG初のCL決勝進出の原動力、ディ・マリアの活躍をUEFA関係者称賛「貢献はとてつもない」
ライプツィヒ相手に1得点2アシストを挙げ、UEFA選出のマン・オブ・ザ・マッチに輝く
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝でドイツのRBライプツィヒを3-0で下し、クラブ創設以来初の決勝進出を決めた。圧倒的な強さを見せたPSGのなかでも、1ゴール2アシストを記録してマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに称賛の声が集まっている。
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PSGはブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ディ・マリアの3人を前線に並べ、ライプツィヒを圧倒。圧倒的な攻撃力はもちろん、この3トップは前線からのハイプレスで守備にも大きく貢献した。
そのなかでもひと際大きな輝きを放っていたのがディ・マリアだ。前半13分に左サイドからのFKでブラジル代表DFマルキーニョスのゴールをお膳立てすると、同42分には自らゴールネットを揺らす。2-0で迎えた後半11分には左足のクロスでスペイン代表DFフアン・ベルナトのダメ押しゴールもアシストした。
1得点2アシストを殊勲の活躍を見せたディ・マリアは、UEFA(欧州サッカー連盟)による試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。UEFAのテクニカルオブザーバーを務めているロベルト・マルティネス氏は勝利の立役者となったレフティーについて次のように論評している。
「パリの攻撃に異なるテンポをもたらした。彼の左足はチームに多彩な攻撃パターンを生み出した。ネイマール、ムバッペとのケミストリーで、我々が目にした(CL準々決勝の)アタランタ戦からさらに上のレベルにパリを連れていった。PSGのフロント・スリーは運動量があり、非常に利他的だった。2アシストと1ゴールを記録したディ・マリアの貢献はとてつもないものだった」
スペイン紙「マルカ」電子版も、「ディ・マリア・ショー」の見出しでその活躍を報じている。記事では、「ネイマールやキリアン・ムバッペが関心を集めていたが、このベスト4の試合では明らかにアンヘル・ディ・マリアがPSGのスターマンだった」と背番号11に賛辞を送った。
レアル・マドリードでプレーしていた2013-14シーズンにはCL優勝経験も持つディ・マリア。その後に移籍したマンチェスター・ユナイテッドでは辛酸をなめたが、PSGで復権。クラブとしては史上初の、自身にとっては2度目のビッグイヤー獲得に王手をかけた。