英雄マラドーナ氏がFIFA新会長を糾弾 「インファンティノは裏切り者だ」
プラティニ会長の懐刀
アルゼンチン代表の伝説であるディエゴ・マラドーナ氏は、ゼップ・ブラッター前会長ら多数の高官の汚職問題で激震が走った国際サッカー連盟(FIFA)の新会長に就任したジャンニ・インファンティノ氏を「裏切り者」と糾弾している。イタリア地元テレビ局「ピュ・エンヌ」が報じた。
1970年にスイスで生まれ、イタリアとの二重国籍を持つインファンティノ氏は、2000年に欧州サッカー連盟(UEFA)の事務局に入ると、07年に理事、08年から事務局長を務めていた。
スキャンダルまみれのFIFAのイメージ回復という重責を担うことになったが、マラドーナ氏は新会長 も真っ黒だと指摘している。
「インファンティノは裏切り者だ。程なく明らかになるだろう。アメリカはFIFAに対する調査を打ち切っていない。彼はプラティニとブラッターとともにすべてのカードを運んでいた。何も知らなかったのか。だとすれば、バカか痴呆のどちらかしかないな」
舌鋒鋭いかつての英雄は、新会長を職務停止となったブラッター氏やUEFAのミシェル・プラティニ会長の一派と断罪している。
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