名将クロップ、プレミア最優秀監督賞受賞 「我らがボス」をリバプール公式SNSも祝福
シーズン中は月間最優秀監督賞を史上最多の5度受賞し、文句なしの選出
日本代表MF南野拓実が所属するリバプールのユルゲン・クロップ監督が2019-20シーズンのプレミアリーグ最優秀監督賞、「マネージャー・オブ・ザ・シーズン」に選出された。圧倒的な強さで勝ち点99を積み上げ、クラブに30年ぶりの1部リーグ優勝をもたらしたドイツ人名将に新たな勲章が与えられた。
クロップ監督は2015-16シーズン途中からリバプールを指揮。2018-19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制して同クラブでの初タイトルを手にすると、19年中にFIFAクラブワールドカップとUEFAスーパーカップも制覇。そして今シーズン、クラブにとって悲願だったプレミアリーグ優勝も果たした。
CL連覇こそ逃したものの、群雄割拠のプレミアリーグを独走で制する圧倒的な強さを誇ったリバプール。そんな最強チームを率いたクロップ監督は一般投票と専門家投票で決まる「マネージャー・オブ・ザ・シーズン」に選ばれた。チェルシーのフランク・ランパード監督、レスター・シティのブレンダン・ロジャース監督、シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督といった候補を抑えての選出となった。
クロップ監督はシーズン中にプレミアリーグの月間最優秀監督賞を5度も受賞。これは2017-18シーズンのジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)の4回を超える史上最多記録。リーグタイトル獲得という結果から鑑みても、年間最優秀監督賞は文句なしと言えるだろう。
リバプール公式ツイッター日本語版は「我らがボス」のコメントを添えて、指揮官の最優秀監督選出を祝福した。
ファンからも絶大な支持を受けるクロップ監督の下で充実の時を過ごすリバプール。その快進撃はまだまだ続いていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)