バルセロナが屈辱の8失点、バイエルンに歴史的惨敗 スペイン勢、13年ぶりにCL8強で全滅

不発に終わったメッシ、バルセロナが歴史的大敗を喫した【写真:AP】
不発に終わったメッシ、バルセロナが歴史的大敗を喫した【写真:AP】

ドイツ王者バイエルンの攻撃が炸裂、バルセロナは今季”無冠”で終戦

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で最注目の“名門対決”が現地時間14日に行われ、バイエルン・ミュンヘンが前半だけで4ゴールを奪う猛攻を見せてバルセロナに8-2と歴史的な大勝を収めた。これでスペイン勢は、前日にアトレティコ・マドリードがRBライプツィヒに1-2で敗れたのに続いて準決勝進出を逃し、2006-07シーズン以来13年ぶりにベスト8で全滅した。

 ブンデスリーガ史上初の8連覇を達成したドイツ王者と、絶対的エースのFWリオネル・メッシを擁するスペイン強豪の激突。新型コロナウイルスの影響により、ベスト8からはポルトガルでの集中開催となる今大会、異例の一発勝負となった準々決勝最大のビッグマッチは、思わぬ展開となった。

 前半4分、自陣でボールカットしたバイエルンがカウンターを発動。左サイドをMFイバン・ペリシッチが抜けるとクロスを送る。これを中央で受けたFWトーマス・ミュラーが巧みなトラップで収めると、FWロベルト・レバンドフスキとのワンツーで抜け、最後は左足でシュートを流し込んだ。

 立ち上がりにいきなり試合が動いたなか、バルサも反撃。失点から3分後の前半7分、ビルドアップからDFジョルディ・アルバが左サイド裏のスペースに抜け出すと、ゴール前に走り込むFWルイス・スアレスに向けてグラウンダークロスを供給する。これをニアサイドに入ったバイエルンDFダビド・アラバがクリアを試みるがミスキックとなり、オウンゴールとなった。

 開始早々に1-1と点を取り合った試合は、その後バイエルンの攻撃が炸裂する。前半21分、左サイドを抜けたペリシッチが左足を強振して勝ち越すと、同27分には華麗な中央の崩しからMFセルジュ・ニャブリが抜け出し3-1。攻撃の手を緩めないバイエルンは、直後にレバンドフスキが決定的な一撃を放つも、これはバルサGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがビッグセーブで辛くも失点を逃れた。

 だが同31分、左からのクロスが逆サイドに流れ、このボールを拾ったDFヨシュア・キミッヒが高速クロス。ニアサイドに入ったミュラーが合わせて、前半で4-1とリードを奪った。

 後半に入っても試合は動き、後半12分にバルサがスアレスのゴールで1点を返すも、5分後にバイエルンが反撃。左サイドをMFアルフォンソ・デイヴィスがドリブル突破して抉ると、最後はゴール前でキミッヒが合わせて5-2と再びリードを3点差に広げた。

 その後も両者ゴール前に迫るシーンが連続するも、ドイツ王者の猛攻が止まらない。後半37分にレバンドフスキ、同40分、44分には途中出場のMFフィリペ・コウチーニョが決めて、衝撃の8ゴールで大勝。2年ぶりのベスト4進出を果たした。

 一方のバルセロナは、2年連続のCL準決勝進出を逃し今季無冠に終わった。またスペイン勢としては、前日にアトレティコ・マドリードがRBライプツィヒに1-2で敗れたのに続く敗戦。2006-07シーズン以来となるベスト8での全滅となった。

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