「ビジャレアルに革命」 久保建英の圧倒的な”数字”に現地注目…公式SNSフォロワー数3万人増
久保建英が加入後、ビジャレアルのSNSフォロワー数が増加
日本代表MF久保建英は現地時間10日、スペイン1部ビジャレアルへの期限付き移籍が決定した。今季から指揮するウナイ・エメリ監督のもとで期待される久保に対して、スペイン紙「AS」が注目。「ビジャレアルに革命を起こす」と見出しを打って、SNSでのフィーバーぶりを伝えている。
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2019年夏にFC東京からレアル・マドリードへ完全移籍した久保は、開幕直後にマジョルカへ期限付き移籍。リーグ戦35試合4ゴール4アシストをマークして存在感を放った。今季終了後には30クラブ以上が久保の獲得を打診したと取り沙汰されていたが、リーガ・エスパニョーラを今季5位で終えたビジャレアルが争奪戦を制した。
加入が決定した翌11日には入団会見を実施。公式YouTubeチャンネルでライブ放送し、新たな本拠地となるエスタディオ・デ・ラ・セラミカにユニフォーム姿を披露した。さらに報道陣の前でリフティングを開始。正確なタッチからボールを高速でまたぎ、左足ヒールで空中に蹴り上げるテクニックを見せつけた。
エメリ監督の補強“第1号”となった日本代表MFの加入に、「AS」紙が注目。「ビジャレアルに革命を起こす」と見出しを打ってSNSでのフィーバーぶりを伝えている。
「マドリードからビジャレアルへの1シーズンのレンタル移籍は、もうその足跡を残し始めている。レンタル移籍の発表と入団発表はサブマリンのソーシャルネットワークのフォロー平均数を引き上げた」
久保の加入後、ビジャレアルの公式ツイッターと公式インスタグラムのフォロワー数が2日で計3万人増加。ツイッターのインプレッション(投稿の表示回数)は20倍になり、「ここが“クボ効果”で一番顕著に見られたところ」と述べている。これまで一日平均70万回だったものが、久保の入団発表があった火曜日には約825万回あり、24時間で1200万回を記録。これは、先月の合計2200万回の半分以上となった。
また、入団発表のライブ放送は9万1000人が視聴。久保の記事のアクセス数でも通常のスペイン語記事の30倍を記録しているという。これに同紙は「スポーツ的なもののほか、メディア的、つまり経済的な影響力があり、クボは一つの鉱脈」と綴っており、19歳MFは現地でも注目度が高いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)