「鳥肌が立った」 中村俊輔、“伝説FK弾”当時の敵地セルティックにマンU黄金期DFが感銘

元マンチェスター・ユナイテッドDFエブラがCLでのセルティックの雰囲気について言及【写真:Getty Images】
元マンチェスター・ユナイテッドDFエブラがCLでのセルティックの雰囲気について言及【写真:Getty Images】

元フランス代表DFエブラが敵地セルティック・パークで感じた雰囲気に感嘆

 横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は、2005年から09年にかけてスコットランドの名門セルティックに所属。不動のレギュラーとして数々のタイトル獲得に貢献し、クラブレジェンドとしてその名を刻んだ。2006-07シーズンには名門マンチェスター・ユナイテッド相手に2本の直接FK弾を突き刺して、日本人選手として初めてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を果たしたが、当時対戦した元フランス代表DFパトリス・エブラ氏が、ゴールを含めたセルティックの雰囲気に「鳥肌が立った」と明かしている。英メディア「Glasgow Live」が報じた。

 中村は2002年に横浜F・マリノスからイタリア1部レッジーナへ移籍。3年間のプレーを経て、05年夏にスコットランド1部セルティックと契約した。在籍4年でリーグ優勝3回、06-07シーズンには年間MVPに輝くなど、スコットランド名門のレジェンドの1人として今も高い人気を誇っている。そんなセルティック時代の中村のハイライトと言えるのが、最も輝いた06-07シーズンのCLグループステージ、ユナイテッドとの2試合で決めた2本のFKだろう。

 敵地オールド・トラッフォードでのユナイテッドとの第1節(2-3)では、約20メートルの距離から元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サールが一歩も動けない完璧な直接FK弾を叩き込み、各国メディアの度肝を抜くと、本拠地セルティック・パークでの第5節ユナイテッド戦(1-0)で再び魅せる。

 0-0で迎えた後半36分、セルティックは中央やや右のゴールから約30メートルの位置でFKを獲得。キッカーを任された中村が左足を一閃すると、ボールは壁の上を越え急激に落ちる軌道を描いてユナイテッドゴールへ。再び対峙したファン・デル・サールの懸命の横っ飛びも及ばず、ゴール右上隅を鮮やかに射抜いてみせた。この一撃が決勝点となり、中村は日本人選手として初めてCL決勝トーナメント進出を果たし、セルティックの伝説となった。

 2006~14年にユナイテッドに所属し、2019年7月に引退を表明したエブラは、現役時代に“赤い悪魔”の一員として、2006年11月のCLグループステージ第5節(0-1)、2008年11月のCLグループステージ第4節(1-1)とセルティック・パークでの2試合に出場した。英メディア「Joe.co.uk」のライブ配信でファンの質問に答える企画のなかで、「CLで経験した最高の雰囲気」について問われると、セルティック・パークでの体験を挙げた。

「セルティックを選ぶ。覚えているよ。彼らは本当に特別な存在だ。『You’ll Never Walk Alone』を歌っている時、鳥肌が立ったのを覚えている。ワォ、セルティックってね」

 中村の直接FK弾、そしてセルティックファンの熱狂は、ユナイテッドやユベントスなどビッグクラブでプレーした熟練のエブラにとっても印象深いものだったようだ。

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