南野は「リンクマンとして自分を表現する」 “初期兆候”に現地注目「来季の重要人物」
初ゴールは来季に持ち越しも… リバプール専門メディアは来季に期待「重要な資産になる可能性」
日本代表MF南野拓実は今年1月にリバプールへと移籍し、公式戦15試合に出場するも、初ゴールは来季に持ち越しとなった。そんななか、リバプール専門メディアは「タクミ・ミナミノが焦らした初期兆候は来季のリバプールの重要人物」と見出しを打ち、「限界まで追い込まれるチームにとって、南野は来季重要な資産になる可能性がある」と太鼓判を押している。
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南野はザルツブルクから加入後、リバプールの一員としてリーグ戦に10試合、FAカップに3試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に2試合出場。1年目でプレミアリーグ優勝を経験したが、世界のトッププレーヤーがひしめくタレント軍団の中で出番を勝ち取ることは難しく、ノーゴールノーアシストに終わった。
そんななか、リバプール専門メディア「Rush The Kop」は「タクミ・ミナミノが焦らした初期兆候は来季のリバプールの重要人物」と見出しを打ち、「南野はリバプールで何度かインパクトを残したものの、まだ飛躍は遂げていない」としつつも、「初期兆候としては前途有望だ」と期待を寄せている。
「南野は試合のたびに成長し、対戦相手のテンポやスピードにも適応を見せており、大部分で効果的な存在となってきている」と綴り、「ブラジル人(FWロベルト・フィルミーノ)と同様、南野は頭の良いフットボーラーだ。中盤まで落ち、リンクマンとして自分を表現することを好む」と、自身の役割を見出しつつあることを強調していた。
一方、「フィルミーノと比べて明確に劣っている弱点は、背番号9番としての基礎体力だ」と指摘しつつも、「これはオフシーズンでリバプールが過剰にジムトレーニングを行うことで、すぐに対処できる」とプレシーズンでの調整で解消できる問題であることも説明。「来季はチームが週2回試合を消化することになるため、フィジカルコンディションが限界まで追い込まれるチームにとって、南野は来季重要な資産になる可能性がある」と太鼓判を押していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)