ウエスカ岡崎、ファン投票のチームMVP選出 感謝ツイートで”らしさ”発揮「他の同僚も受賞できた」
DFブリード、MFリコを押さえて投票率28.9%をマーク
スペイン1部昇格を決めたウエスカは現地時間7月31日、ファン投票によるチームのシーズン年間最優秀選手にFW岡崎慎司が選ばれたことを公式サイトで発表した。岡崎も自身のツイッターで感謝の言葉を綴っている。
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岡崎は今季開幕前にスペイン2部マラガと契約するも、クラブの総額年俸の超過により選手登録ができずに契約解除。その2日後に同じ2部のウエスカと延長オプション付きの1年契約を結んだ。
シーズン中はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるゴール取り消しに何度も遭いながら、37試合(うち先発26試合)に出場してチームトップの12ゴールをマーク。2006-07シーズンにFW福田健二が2部ヌマンシアで決めた10得点を超え、スペイン1・2部の日本人シーズン最多得点記録を更新し、チームの1部昇格にも大きく貢献した。
ウエスカは現地7月25日に岡崎との契約延長を正式発表。スペイン放送局「アラゴンTV」も「彼はスペインで活躍した日本人選手のなかで歴史的なピチーチ(得点王)だ」と称賛していた。
そのなかで、ウエスカは公式サイトでファンによるチームの年間MVPで岡崎が1位に輝いたことを発表。スペイン地元紙「エラルド」も「ファンはウエスカの最高のプレーヤーとして岡崎を選択」と見出しを打ち、2200以上の投票の中で得票率28.9%の岡崎がDFホルヘ・ブリード(23.15%)とMFミケル・リコ(14.26%)を押さえて選出されたことを伝えている。
岡崎は自身のツイッターにスペイン語で、「この賞を頂いてすごく感謝しています。他の同僚も受賞できたと思います。チームメートとコーチングスタッフの協力がなければ、それを成し遂げることはできませんでした」と感謝のメッセージを投稿している。
自分の手で掴み取ったスペイン1部リーグで来季どんな活躍を見せるのか、侍ストライカーのプレーから目が離せない。