ミラン黄金期の名DFが監督解任もほのめかす会長に異議 「毎年ゼロからなんてありえない」
ネスタが盟友ミハイロビッチ監督を擁護
2000年代のミラン黄金期を支えたディフェンスリーダーが、クラブ首脳部に対して我慢するべきだと力説している。元イタリア代表DFで、世界最高のセンターバックとも称されたアレッサンドロ・ネスタ氏が、衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じている。
現役時代にラツィオとACミランで活躍したネスタ氏は、ラツィオ所属時代に現ミラン指揮官のシニシャ・ミハイロビッチ監督とともにプレーしている。その旧友が率いている古巣ミランの戦いぶりについて、ポジティブな印象を持っていることを語った。
「ミハイロビッチのミランは、今すごく良いプレーをして好サイクルにある。彼の前にあったいくつかの問題点を回復しなければいけない状況のなかで、よくやっている」
近年、欧州カップ戦の舞台から遠ざかっているミランを、今季から就任したミハイロビッチ監督が回復させていると高い評価を語っている。シルビオ・ベルルスコーニ会長はUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られるリーグ3位以内をシーズン開幕前に厳命し、達成できなければ解任する可能性をほのめかし続けているが、ネスタ氏はその方針に真っ向から異を唱えた。
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