アーセナルの黄金期を支えた天才MFが引退を決断 「道を譲らなければいけない」
42歳でキャリアに幕引き
かつてアーセナルの黄金期を支えたフランスのテクニシャンが、スパイクを脱ぐことを発表した。元フランス代表MFのロベール・ピレスは、衛星放送局「ベルン・スポーツ」のインタビューに応じ、現役引退を語っている。
「42歳になり、引退するときが来たのだろう。若手に道を譲らなければならない」
1992年にフランスのFCメスでキャリアをスタートさせると、マルセイユを経て2000年にアーセナルに加入した。同じく元フランス代表FWのティエリ・アンリとの絶妙なコンビネーションでアーセン・ベンゲル監督が率いるチームの攻撃陣を支え、03-04シーズン はリーグ無敗優勝の原動力となった。06年からスペインのビジャレアル、11年からイングランドのアストン・ビラでプレーしたが、12年に退団。その後は所属チームがなかったが、14年夏にインドのFCゴアへ加入していた。
また、フランス代表としても79試合に出場し、2000年の欧州選手権で優勝を果たしている。ボールタッチが柔らかく、天才肌のプレーヤーとして名をはせた男は、自らキャリアに幕を引く決断を下した。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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