ファン・ペルシー、批判集中の古巣アーセナルDFを称賛「ファンタスティックだった」

ファン・ペルシー氏(左)がアーセナルDFダビド・ルイスを称賛【写真:Getty Images & AP】
ファン・ペルシー氏(左)がアーセナルDFダビド・ルイスを称賛【写真:Getty Images & AP】

ファーディナンド氏、アルテタ監督の3バック採用が一助になったと分析

 アーセナルは18日に行われたFAカップ準決勝で、マンチェスター・シティに2-0で勝利し、決勝進出を決めた。クラブのOBでもある元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー氏は、2ゴールを挙げたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン以上に、最終ラインで奮闘した元ブラジル代表DFダビド・ルイスを称賛している。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

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 6月17日にシーズン再開後の初戦でシティと戦った際、アーセナルは0-3で敗れ、この試合のパフォーマンスでD・ルイスは多くの批判を浴びた。しかし、それから約1カ月後に行われた一戦では、チームの完封勝利に大きく貢献した。

 ファン・ペルシー氏は「彼らは素晴らしかった。ああいう姿を見るのは嬉しいね。とてもコンパクトにプレーしていたよ。その中から1人、ダビド・ルイスを取り上げたい。以前、彼のプレーについて話したことがあったが、今日の試合で、彼は常に彼の体の前にボールが来るようにしていた。しっかりブロックしていた。ヘディングでのクリアは25本くらいあったと思う。間違いなくファンタスティックだったよ」と、そのプレーを絶賛した。

 元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏も、ファン・ペルシーの意見に同意し、「彼は過去数シーズン、多くの批判を浴びてきた。その多くは正しかったと思うし、ミスをしたら、それに対して批判を受けるのは当然だ。でも、今日の試合はそうではなかった。また、チームの戦い方も彼を助けたと思う。3人のセンターバックが並ぶ3バックにして、ピッチの中央をしっかり固めた」と、ミケル・アルテタ監督の采配も一助になったと分析した。

 FA杯決勝は8月1日に行われ、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッド対チェルシーの勝者と対戦することとなった。2016-17シーズン以来のFA杯制覇に王手をかけたアーセナル。リーグ戦では9位と苦戦が続いているだけに、世界最古のカップ戦を制し、来季のUEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得したいところだ。

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