DF橋岡が反省「審判に何かを言うのではなく…」 浦和監督が指摘した出来事とは?

浦和レッズのDF橋岡大樹【写真:高橋学】
浦和レッズのDF橋岡大樹【写真:高橋学】

FC東京に0-2敗戦、試合終盤で浦和の選手たちが見せた所作に対して大槻監督から指摘

 浦和レッズのDF橋岡大樹は、18日に0-2で敗れたFC東京戦の翌日トレーニング後にオンライン取材に対応し「負けた次が大事だとみんなで話している」と、次戦に向けての切り替えの重要性を話した。そのうえで、そのFC東京戦の試合終盤にあった出来事に対し、大槻毅監督からトレーニング前に指摘があったことを明かした。

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 浦和はFC東京を相手に内容的にも苦しんで敗れた。失点もさることながら、新型コロナウイルスの感染拡大により中断したリーグ戦が再開してからの4試合で2回目の無得点であり、2月の公式戦2試合で7得点を奪った破壊力は影を潜めている。このFC東京戦でも、ビッグチャンスは前半終了間際にFW杉本健勇が放ったヘディングシュートくらいで、他には得点を予感させるシュートシーンがなかった。

 その点において橋岡は「相手が上手く対応してきている部分もあると思う。僕らはあまりやることを変えていると思っていない。2月の時と同じようにやっていると思うので、相手が対応してきている面が大きいと思う」と、相手の研究があることを感じていると話す。一方で、その2点を追うゲームの終盤に浦和の選手たちが見せた所作について、大槻監督から指摘を受けた内容をこう話した。

「昨日の試合で、負けている時に時間がないなかで審判に何かを言うのではなく、勝ちにいく姿勢、できるだけ多くプレーをしてゴールに向かう勝つための姿勢を見せてくれと。大槻さんは負けた責任は自分が取るからと話していた。そういう覚悟があるなかで、大槻さんの思いを胸にやれることをやらないといけない」

 残り時間が減っていくなかで判定への抗議で時間を浪費してしまった選手がいたことに対し、トレーニング開始前に指揮官から話があったのだという。橋岡にとっては浦和ユース時代にも指導受けた監督からの言葉だけに、響くものも大きかったようだ。

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