「恥をかかせた」 ネイマールの無慈悲フェイントに世界反響「完璧なスキルで騙した」

パリ・サンジェルマンFWネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンFWネイマール【写真:Getty Images】

練習試合で7-0と完勝、ネイマールが披露した圧巻スキルに海外メディアが注目

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)が、ベルギー2部に降格したワースラント=ベベレンと親善試合を行い、7-0と完勝した。ブラジル代表FWネイマールが存在感を放ち、左サイドで相手を翻弄したスキルに注目が集まっている。

 新型コロナウイルスの影響を受けてフランスのリーグ1は終盤戦での打ち切りが決まり、1試合の平均勝ち点が最も多いPSGの優勝扱いで幕を閉じた。その一方、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では8月12日から15日にかけて行われる準々決勝まで駒を進めており、一発勝負へと変更された方式のなかで4強進出を目指す。

 そんなPSGが本拠地パルク・デ・プランスでワースラント=ベベレンと親善試合を実施。アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、フランス代表FWキリアン・ムバッペらがゴールを決めたなか、1ゴールと活躍した10番FWネイマールの華麗なテクニックが脚光を浴びている。

 3-0とPSGがリードして迎えた後半9分、左のタッチライン際でボールを持ったネイマールは相手と対峙。左右に体を振りながらフェイントを繰り出し、遊び心あふれるタッチで軽くいなすと、最後はノールックパスからビッグチャンスの起点となった。

 米スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」公式ツイッターは「相手に恥をかかせ、美しいノールックパスを入れた」と伝え、同局アルゼンチン版ツイッターも「クレイジー!」と絶賛している。

 さらにスロバキアメディア「sport7」が「ネイマールが見せた魔法は、間違いなく特筆の価値がある」と言及し、インドメディア「DNA」も「完璧なスキルで相手を騙した」「カリスマブラジル人は慈悲を示さなかった」と報じた。

 CLで活躍が期待されるネイマール。相手を手玉に取った圧巻のフェイントに反響が広がっている。

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