「MSN」機能の秘訣はピッチ内外での友情! メッシが抱くC・ロナウドと対極の信念

UEFA公式サイトでアーセナル戦後に語る

 バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールと形成する「MSNトリオ」の中でプレーする幸福を語った。それは、ピッチ外の友情は必要ないと主張するレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと対極をなしている。UEFAの公式サイトが報じている。

 23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、敵地でのアーセナル戦でメッシは後半に爆発し、2得点を決める活躍を見せた。特に後半26分の先制点は、バルサが誇る「MSN」のコンビネーションが生んだものだった。

「自分たちが大好きな超高速カウンターだった。スペースが空いていたので、幸運にも決めることができた。(ドリブルで相手マーカーを引きつけた)ネイマールがパスをくれたから、ゴールできた。彼らとプレーできることは素晴らしいことなんだ。ピッチ上でも離れても関係はいいんだ。自分たちは“友達”だから、こういうフットボールができているんだ」

 先制ゴールについてのコメントを求められても、メッシは己の功を誇らず「自分たち」と表現しており、3人の関係性の良さが垣間見える。彼らの友情はピッチを離れてもつながっている。以前メッシが故障を負った際には、スアレスが自宅に送り迎えを買って出ており、ネイマールは“メッシの自宅の近所に引っ越したい”と話したという現地報道もあった。緻密で息の合った連動性は、普段から築き上げた信頼関係が生んでいるのだろう。

 

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