ザーゴ鹿島が連敗脱出! 公式戦7戦目で初勝利、リーグ戦初先発FW上田が2得点の活躍

鹿島はザーゴ体制下で公式戦初勝利を挙げた【写真:小林 靖】
鹿島はザーゴ体制下で公式戦初勝利を挙げた【写真:小林 靖】

公式戦6連敗と苦しんでいた鹿島が大量4得点で昨季王者を撃破

 クラブワーストの開幕4連敗を喫した鹿島は、18日にJ1リーグ第5節で昨季王者の横浜F・マリノスと対戦。激しい打ち合いを4-2で制し、今季初勝利を飾った。

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 ザーゴ新監督率いる鹿島は、今年1月のAFCチャンピオンズリーグ・プレーオフ、2月のルヴァンカップ・グループステージ第1節を含めて公式戦6連敗と苦しいスタートを強いられて横浜FM戦を迎えた。

 前半4分、FWエヴェラウドが左サイドを深くえぐって中央へクロスを供給。リーグ戦初先発のFW上田綺世がファーサイドでフリーとなり、落ち着いて流し込んで幸先よく先制する。

 しかし前半12分、横浜FMも流れるようなパスワークからFW仲川輝人がゴール前に絶妙なクロスを送り、FWマルコス・ジュニオールがダイレクトで押し込んですぐさま同点に追い付く。

 鹿島は高い位置のプレスからチャンスを多く迎えるが、もどかしい時間が続く。前半アディショナルタイムはFW上田がゴール前でフリーになりながらシュートは枠外、後半10分にはFWエヴェラウドが持ち込んでミドルを放つが枠を捉えられない。

 ようやくスコアが動いたのは後半13分だった。MFレオ・シルバから右サイドのDF広瀬陸斗へ展開。中央への低空クロスに合わせ、ゴール前に走り込んだ上田が右足ダイレクトで合わせて勝ち越しシュートを決めた。

 その後、鹿島はエヴェラウドがリーグ戦初ゴール、横浜FMはマルコス・ジュニオールがこの日2点目をマークして1点ずつを加えたなか、後半37分に相手のバックパスミスを奪った鹿島MF白崎凌兵がダメ押しのループシュートを決めて勝負あり。鹿島が4-2で勝利し、公式戦7試合目で待望の白星を手にした。

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