エイバル乾、「年間大ポカ大賞」誘発の“無人ゴール弾”が反響拡大 「クレイジーゴール」

エイバルでプレーするMF乾貴士【写真:Getty Images】
エイバルでプレーするMF乾貴士【写真:Getty Images】

バジャドリード戦で相手のバックパスミスを見逃さず、今季2点目をマーク

 エイバルのMF乾貴士は、現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節バジャドリード戦で今季2点目を挙げ、3-1の勝利に貢献した。相手のバックパスミスをかっさらい、そのまま無人のゴールに押し込んだ得点への反響が広がっている。

 前節のエスパニョール戦(2-0)で1部残留を決めたエイバルは、乾が2試合連続で先発出場。前半21分にDFペドロ・ビガスのゴールで先制した7分後に見せ場が訪れる。

 エイバルに高い位置からプレッシャーをかけられたバジャドリードMFフェデ・サン・エメテリオは、右サイドからGKへバックパスを送る。これが大きく逸れ、意表を突かれる形となったGKも足を滑らせて反応できず。ゴール前にボールが転がったところを乾が猛スピードで追いつき、そのままゴールに流し込んで追加点を奪った。

 スペインメディア「エル・デスマルケ」は「イヌイ、困惑のゴール」と見出しを打ち、苦笑いを浮かべながらチームメートから祝福される様子にフォーカス。海外サッカーサイト「BeSoccer」は「GKのスリップ後にエイバルが得点したクレイジーゴール。コミカルなエラーの後、リードを2点に広げた」と触れ、米スポーツ専門局「ESPN」ペルー版公式ツイッターも「年間大ポカ大賞にノミネートされたバジャドリードのフェデは、乾のためにゴールへパスをした」と伝えている。

 結果的に相手選手から“アシスト”を受けるような形となったが、乾がしっかりとプレッシャーをかけていた賜物だろう。

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