アーセナル監督、記録更新のオーバメヤン残留を切望 「アンリの後を継いでほしい」

アーセナルFWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
アーセナルFWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

ノリッジ戦で2ゴールのオーバメヤン、79試合目でプレミア通算50得点を記録

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が、クラブのエースであるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの残留を希望し、「アンリも越えられる」と語った。英メディア「デイリー・ミラー」が報じている。

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 新型コロナウイルスによるシーズン中断後、最初の試合となった1日の第32節ノリッジ戦で2得点を挙げたオーバメヤンは、先制点を含む2ゴールの活躍を見せて4-0の勝利に貢献した。オーバメヤンにとって、前半34分の先制点は通算50得点目であり、後半22分には通算51点目をマークした。2018年1月にアーセナルに加入してから、リーグ通算79試合目での50得点到達はクラブ史上最速のペースである。

 アルテタ監督は今夏、チーム再建に取り掛かる見込みだが、契約が残り1年となったオーバメヤンには、長期にわたってクラブに残ってほしい考えがあるようだ。

「彼は私たちが何をやろうとしているか分かっているし、疑いなくクラブの一員だ。チームに対して忠誠だし、契約を延長して長期にわたってここにいてほしい。そして、ティエリが、ここで成し遂げたことの後を継いでほしいね。個人賞だけではなく、大会にも勝つことだ」と、クラブのレジェンドである元フランス代表FWティエリ・アンリ氏の後継者になることを期待した。

 アーセナルに在籍した5シーズンで、アンリ氏は4度の得点王を獲得。また、プレミアリーグの無敗優勝とFA杯優勝を成し遂げ、UEFAチャンピオンズリーグでもファイナルまで勝ち進んでいる。

 オーバメヤンは、そのアンリ氏を上回るペースでゴールを量産しているが、アルテタ監督も「50得点目を挙げてから、すぐに51得点目を挙げた。これはアーセナルの歴史上でも彼が最速だ。そして、それがこの選手のすべてを表している。メンタル面の強さがなければ、それは成しえないことだからね」と、ゴールに向かい続ける姿勢を評価した。

 他クラブへの移籍も報じられるオーバメヤンは、クラブと交渉を続けていることを認めているが、指揮官の期待通り、来季もアーセナルでプレーすることになるだろうか。

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