「彼はまだやれる!」 34歳FWルーニー、全盛期彷彿の鮮やかFK弾に英メディア絶賛

今はダービーでプレーするルーニー【写真:Getty Images】
今はダービーでプレーするルーニー【写真:Getty Images】

英チャンピオンシップ第40節プレストン戦で決めた直接FK弾に脚光 

 英2部のダービー・カウンティは現地時間1日、チャンピオンシップ第40節でプレストン・ノースエンドと対戦し、1-0で勝利した。元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが決勝ゴールをマーク。鮮やかなFK弾に対し、海外メディアが脚光を当てている。

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 現在34歳のルーニーはユース時代を過ごしたエバートンで2002年にトップデビューを果たすと、04年から17年までマンチェスター・ユナイテッドでプレー。5度のプレミアリーグ制覇や2007-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇などを経験し、その後は古巣エバートン、MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドを経て、1月から元オランダ代表のフィリップ・コクー氏が率いるダービーでコーチ兼任選手としてプレーしている。

 前節までリーグ戦13試合に出場してきたルーニーは、1日に行われたチャンピオンシップ第40節でプレストン戦に先発出場。前半18分、ダービーはペナルティエリア手前でFKを獲得すると、キッカーを務めたルーニーが直接蹴りこみ先制点を奪った。

 右足から放たれたシュートは壁を越えて鋭く曲がり、相手GKが予測した動きとは逆のサイドへゴールイン。まさに全盛期を彷彿とさせる鮮やかな一撃に海外メディアも注目し、英紙「デイリー・メール」は「彼はまだやれる! ウェイン・ルーニーのファンタスティックなフリーキックがダービーを5連勝に導き、チームをプレーオフスポットへと押し上げた」と取り上げている。

 この勝利で現在7位のダービーは昇格プレーオフ圏内の6位カーディフと勝ち点1差に迫っている。チームの順位動向とともに、健在ぶりを印象づけたルーニーにも注目が集まりそうだ。

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