「VARの問題に立ち返りたい」 バレンシアFWロドリゴ、3日間で2ゴール取り消しに嘆き節

バレンシアFWロドリゴ【写真:Getty Images】
バレンシアFWロドリゴ【写真:Getty Images】

前節レアル戦に続き、オサスナ戦でもVARでゴールを取り消される不運に直面

 再開となったスペインのリーガ・エスパニョーラでは、レアル・マドリードが首位を奪回するなど終盤戦がヒートアップしてきている。しかし、そんななかで再開後3戦4ゴールと固め打ちだったはずのバレンシアのスペイン代表FWロドリゴが、2ゴールを取り消されたことを嘆き悲しんでいるとスペイン紙「AS」が伝えている。

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 現地時間21日に行われたラ・リーガ第31節オサスナ戦、ロドリゴは後半44分までプレーし、前半35分にはチームの勝ち点3確保を決定づける貴重な追加点を奪っている。しかし前半9分、右サイドのパスに対しての裏抜けから先制ゴールを奪ったかと見られたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定によってオフサイド判定に。右サイドに残っていたオサスナの選手のほうが深いポジションを取っているようにも見えるシーンだった。

 ロドリゴが不運に泣いたのは、この日だけでなく前節レアル・マドリード戦でもそうだった。前半21分にMFカルロス・ソレールのパスがFWマキシ・ゴメスにあたってこぼれたところにロドリゴが反応してゴールに流し込んだが、VARによって関与したマキシ・ゴメスのポジションがオフサイドだったとして得点が取り消されることに。しかし、この判定も非常に微妙だったとして物議を醸したばかりだった。

 過密日程のなか、3日間で2ゴールが消える形となってしまったロドリゴ。同紙によると、試合後にはフラストレーションを感じさせるコメントを残したという。

「VARの問題に立ち返りたいと思う。僕らはラ・リーガでバカにされているようだ。バレンシアはもっと尊敬に値するチームだ。これから僕らが有利になるかどうか見てみたいね」

 新型コロナウイルス禍以前からリーガのVARなどの運用には疑問の声が上がることが多かった。終盤戦に入って1ゴールの重みがさらに増すだけに、ロドリゴの嘆きも自然なものなのだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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